第一次選考の活動報告書(特技)の書き方

2022年度に受験される方にとっては、そろそろ第一次選考の書類を準備される時期だと思います。今回は第一次選考において必要な活動報告書について説明します。

活動報告書とは資格や技能検定、課外活動での成績をアピールする資料になります。
英検・漢検・数検では3級以上が一般的に記載可能です。
特に英検・漢検・数検の個々のレベルにつきまして、あくまでも私見を記載させて頂きます。

資格・技能検定

英語
英検につきましては、3級では非常に弱いアピール材料となります。実際に入ってオンライン授業等を受講しておりますが、高校卒業時のレベルの英検2級以上は必然的に要求されていると思います。
なぜなら現地校から入学される生徒さんが3割程度いらっしゃいます。その生徒さんと一緒に授業を受けるには、非常に高い英語力が必要です。
今後もタウンゼント前学院長の方針を踏襲するはずですので、英語が重視されていることは間違いありません。
またTOEFL Jr.のスコアは受け付けていませんので要注意です。

国語
漢検につきましては、中学卒業程度の3級は持っていて当たり前で、高校在学程度の準2級くらいからアピールが出来ると思います。
ただし国語力につきまして、第二次選考では過去には小論文がありましたが、2020年度からは日本語基礎テストとなりました。これは合否には関係なく、あくまでも日本語の理解度を測るとのことでした。

数学
数検につきましては、9学年を受験するお子様にとっては中学3年生程度の数検3級くらいからアピールできると思います。
また今後も英語と合わせて数学の優秀な学生を求めています。
10学年を受験されるのであれば、できれば数検2級をチャレンジすることをお奨めします

そのほかにも資格・技能検定では、一般的にはスイミングの泳力検定、珠算能力検定、書写技能検定などたくさんあります。
しかしなんでもかんでも提出されるのではなく、本当にアピールできる材料を埋没させないためにも、その中でも同学年のお子様と比較されて優れたものを提出されることをお奨めします

課外活動
こちらは部活動の成績やコンクールの成績、ボランティア活動の実績などをアピールします。
ここで注意が必要なのは、同じ活動において何枚も賞状や証明書を添付するのではなく、最も優れた成績を表記することを求められます。
またボランティア活動については活動証明書が必要になりますが、パワーポイント等で作成された自己アピール資料は評価の対象となりませんので、これらでのアピールの方法は非常に難しいと感じました。

ちなみに私の子どもは小学校低学年からサイエンス系の教室に通わせておりました。小学校6年生の時にコンクールにおいて全国大会で入賞できました。そちらの賞状をアピール材料として提出しました。

いろいろと悩みながら過ごしましたので、少しでも皆さまのお役に立てればありがたいと考えブログを立ち上げました。
慶應義塾ニューヨーク学院の受験のことでお悩みや、お世話になっている塾の先生方になかなか聞けないこともあるかと思います。
私も2回の子どもの合格経験から、いろいろとサポートできることもあるかと考えています。
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