一貫校から慶応義塾大学への内部進学者数(2020年度)

慶應義塾ニューヨーク学院に入学する大きな理由の一つとして慶應義塾大学への内部進学があります。
2020年度の慶應義塾大学は、それぞれ一貫校からどれくらいの人数や割合で各学部に内部進学しているのかを各学校のホームページから調べてみました
ちなみに2019年度のデータはこちらです。
一貫校から慶応義塾大学への内部進学者数(2019年度)はこちらです。
一貫校から慶応義塾大学への内部進学者数(2018年度)はこちらです。
慶應義塾ニューヨーク学院とは

1.慶応義塾大学の内部進学率 2020年度
慶応義塾高等学校(慶高)   :99.2%、卒業生732名
慶応義塾女子高等学校(女子) :卒業生数が分かりませんでした。202名が慶應義塾大学に進学
慶応義塾志木高等学校(志木) :98.8%、卒業生255名 

・慶應義塾湘南藤沢(湘南):99.6% 卒業生231名
・慶應義塾ニューヨーク学院(NY) :97.9% 卒業生96名

※NYは卒業が6月になることから、2021年度卒業生となります。
慶應義塾大学以外への進学者がいずれの学校も数名程度いらっしゃいます。

2.慶応義塾大学各学部への進学者数
・法学部 偏差値82
慶高224名、女子54名、志木74名、湘南64名、NY20名
・文学部 偏差値80
慶高20名、女子25名、志木13名、湘南8名、NY10名
・経済学部 偏差値81
慶高210名、女子56名、志木80名、湘南52名、NY22名
・商学部 偏差値79
慶高95名、女子20名、志木19名、湘南22名、NY15名
・医学部 偏差値75
慶高22名、女子5名、志木7名、湘南7名、NY2名
・看護医療学部 偏差値69
慶高0名、女子1名、志木0名、湘南2名、NY2名
・薬学部 偏差値72
慶高4名、女子7名、志木0名、湘南2名、NY1名
・理工学部 偏差値72
慶高100名、女子18名、志木50名、湘南27名、NY4名
・総合政策学部 偏差値80
慶高24名、女子5名、志木4名、湘南20名、NY12名
・環境情報学部 偏差値72
慶高27名、女子11名、志木5名、湘南25名、NY6名

ほかの系列校と比較して、NYは理工学部の入学率が低い傾向になります。
慶高:13.7%、女子:8.9%、志木:19.6%、湘南:11.7%、NY:4.2%
このデータからも、特に志木は理数系に非常に強く、NYと比較して、ほぼ5倍の差があります。
ちなみに2年前は、 NYから理工学部への入学者は0名でした。
慶應義塾大学の内部進学者数(2018年度)はこちらです。

こういった点からも、数学に強く、数学や科学・ITなどに関心を持った生徒を求めているのではないかと思います。

ちなみに2020年度の慶應義塾大学の看板学部である医学部・法学部・経済学部の各系列高校からの進学比率を比較しました。
※女子は慶應義塾大学への進学者数を母数として計算しました。

医学部では慶高は3.0%、女子は2.5%、志木は2.8%、湘南は3.0%、NYは2.1%です。
法学部
では慶高は30.6%、女子は26.7%、志木は29.0%、湘南は27.7%、NYは20.1%です。
経済学部
では慶高は28.7%、女子は27.7%、志木は31.4%、湘南は22.5%、NYは22.9%です。

NYの場合、昨年度と比較して看板学部である医学部は0.3%アップ、法学部は1.8%アップ、経済学部は2.7%アップしています。
要因としては、母数の卒業生が減少したこともありますが、経済学部に関しては昨年比で入学者数が4名増えています

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