慶應義塾ニューヨーク学院を振り返って

慶應義塾ニューヨーク学院

前回のブログでも子どもが慶應義塾ニューヨーク学院を無事に卒業できたことを報告しましたが、たまに日本の学校に行かせていたら、どうなっていたんだろう?と思うことがあります。

おそらく、自分の子どものことですから、なんとなくは想像できます。
まず、高校受験で苦しんでましたので、間違いなく大学受験はもっと苦しんだことでしょう。
慶應義塾大学を目指したくても、そういうレベルにはなっていなかったと想像できます。

何より、勉強に対して親が過干渉になり、親子関係がギクシャクしていたんだろうなと思います。
なぜなら、日本では自分が例え偏差値至上主義でなくても、まわりの親御さんに影響を受けたり、子どもの同級生への妬み・嫉妬は少なからずはあったはずです。
そういった精神的なストレスから、子どもだけでなく親も解放された点は、非常に大きかったのかなと考えます。

逆に言えば、大学受験の苦しさを知らないことが子どもにとって、どう影響するのかは分かりません。
もしかすると、大学受験を経験することで、精神的に強くなっているかもしれません。もしくは挫折を味わっていたかもしれません。
受験戦争といわれるほど、日本の大学受験は非常に厳しい世界です。そういう世界を味わうことが、本当に思春期の子どもにとって、良いのか悪いのかは賛否両論あります。
ただ、私はこの貴重な思春期の時期にたくさんの友達と4年間過ごせたことや世界の中心であるニューヨークでたくさんの経験をできたこと以上のものはないと信じています。

思い返せば、ちょうど1年前、子どもが慶應義塾ニューヨーク学院から日本の帰国時、ニューヨーク→ロサンゼルス(夜到着)、ロサンゼルス(翌朝初)→日本のルートで、航空券を取っていました。空港の税関内で寝泊まりできるから安全だろうと思い、比較的安いチケットを入手しました。
実際は、税関内では寝泊りできず、空港のチェックインカウンターの外で一晩過ごさなければならなくなりました。
幸運なことに、ちょうど留学先から日本に帰国する同じ境遇の大阪大学の学生と友達になり、一晩一緒に空港の外で、話しながら過ごすことになったそうです。
何事もなかったから言えるですが、当時17歳の子どもにとって、非常に大きな経験ですし、日本の高校に通っていればできなかった経験です。
私は受験勉強よりも、ある意味こういった経験のほうが、生きていくうえで、案外役に立つことがあると思っています。

たらればを語れば、キリがないですが、慶應義塾ニューヨーク学院の受験で迷っておられる親御さまがいらっしゃれば、一つの考え方の参考になるのではないかと思い、ブログにしました。

いろいろと悩みながら過ごしましたので、少しでも皆さまのお役に立てればありがたいと考えブログを立ち上げました。
慶應義塾ニューヨーク学院の受験のことでお悩みや、お世話になっている塾の先生方になかなか聞けないこともあるかと思います。
私も2回の子どもの合格経験から、いろいろとサポートできることもあるかと考えています。
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