慶應義塾大学のAO入試

慶應義塾ニューヨーク学院

街の通りも桜の花で満開となり、心地よい春らしくなりました。
3月まで受験生だった皆さんも、それぞれの新しい道を歩き始めていることと思います。
今回は慶應義塾ニューヨーク学院でも取り入れられているアドミッションズについて、お話ししたいと思います。


慶應義塾ニューヨーク学院の入試はアドミッションズのみで実施されます。
この試験の内容は、慶應義塾ニューヨーク学院の入試の『よくある質問』にも記載ありますが、
筆記試験(英語・数学・日本語)に面接や提出書類を加えた総合評価で合否が決まるものになりますので、日本の学校の基準である偏差値は存在しません。
私の理解としては、英語力や寮生活への適応力、そして受験生が持っている可能性・将来性も加味され、総合判断されるものと考えています。
そして一貫校である慶應義塾ニューヨーク学院での3年もしくは4年間の学院生活を経て、慶應義塾大学に推薦されます。
最近でもネットニュースや記事を拝見して、アドミッションズや一貫校の仕組みは、日本の教育では一般的には理解されにくいものだと、つくづく感じました。

といいますのも、子役で活躍していた鈴木福くんの慶應義塾大学へのAO入試合格に対して、以下のようなニュアンスのコメントが多くありました。
「高校の偏差値が低いくせに慶應に合格は変だ!」
「芸能人枠で合格したに違いない!ずるい!」
ほかにもいろいろとコメントがありましたが、ほとんどが似たようなコメントでした。

しかし、私は鈴木福くんが慶應義塾大学の合格は、私個人的には何も違和感は感じませんでした。
といいますのも、数多くの番組でのコメンテーターとしての会話のやりとりや、コメントを拝見していましても、とても18歳とは思えない説得のあるコメントをされます。
子役時代からすでに社会人として働いているため、一般の17・18歳の受験生とは違ったものの見方を持っているのは当然です。
また演技についてもそうです。一般人では、あのような演技力を身につけれるものではありません。
あふれる才能がある受験生を大学側としても受け入れるのは、すごく当たり前のことだと思っています。

当然ながら一般受験で合格する受験生は、難関な受験問題を解く力が認められた結果として、合格されていますので尊敬に値します。それと同じく、AO入試で一般受験入試と違った能力を認められた受験生も非常に尊いと思っています。
ただどうしても日本では、偏差値を基準に良し悪しを判断してしまいがちです。

コロナ・ロシアのウクライナへの侵略・チャイナリスクなど、これからの世界の中で日本も同じ環境で生活できる保証もありません。
また世界情勢の変化のスピードが速く、また先の見えにくい社会に適応できる能力をもった人間が育てるには、画一的な教育だけでは非常に難しくなってきていると思います。
私はこれからも、慶應義塾ニューヨーク学院、そして慶応義塾大学では、多様な能力のもった人材が育っていくことを願っています。

いろいろと悩みながら過ごしましたので、少しでも皆さまのお役に立てればありがたいと考えブログを立ち上げました。
慶應義塾ニューヨーク学院の受験のことでお悩みや、お世話になっている塾の先生方になかなか聞けないこともあるかと思います。
私も2回の子どもの合格経験から、いろいろとサポートできることもあるかと考えています。
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