慶應義塾ニューヨーク学院の２０２２年度の入試の状況が公表されましたので、２０２１年度と比較して簡単に分析してみました。
ちなみに２０２１年度 入試結果と競争率はこちらです。
第９学年 秋季入試結果
２０２１年度AO入試
出願者数２７名（日本１８名）、合格者数１５名（日本１１名） 競争率１．８倍
日本からの受験生内での競争率１．６倍、それ以外の受験生内での競争率２．３倍
２０２２年度AO入試
出願者数２６名（日本１４名）、合格者数１４名（日本６名） 競争率１．９倍
日本からの受験生内での競争率２．３倍、それ以外の受験生内での競争率１．５倍
第１０学年 入試結果
２０２１年度AO入試
出願者数４０名（日本３０名）、合格者数２１名（日本１５名） 競争率１．９倍
日本からの受験生内での競争率２．０倍、それ以外の受験生内での競争率１．７倍
２０２２年度AO入試
出願者数４４名（日本２９名）、合格者数１９名（日本１０名） 競争率２．３倍
日本からの受験生内での競争率２．９倍、それ以外の受験生内での競争率１．７倍
数字からみましても、やはり海外からの受験の競争率は２倍を切っています。
また9学年よりも10学年の方が、より海外からの受験者が合格する傾向にあります。
第９学年 春季入試結果Ⅰ
２０２１年度AO入試
出願者数１６名（日本１１名）、合格者数５名（日本３名） 競争率３．２倍
日本からの受験生内での競争率３．７倍、それ以外の受験生内での競争率２．５倍
２０２２年度 AO入試
出願者数１３名（日本９名）、合格者数７名（日本５名） 競争率１．９倍
日本からの受験生内での競争率１．８倍、それ以外の受験生内での競争率２．０倍
第１０学年 入試結果
２０２１年度AO入試
出願者数３５名（日本２２名）、合格者数１２名（日本８名） 競争率２．９倍
日本からの受験生内での競争率２．８倍、それ以外の受験生内での競争率３．３倍
２０２２年度AO入試
出願者数３５名（日本１９名）、合格者数１９名（日本１２名） 競争率１．６倍
日本からの受験生内での競争率１．６倍、それ以外の受験生内での競争率２．３倍
ここでは、9学年・10学年のいずれも日本の受験者の競争率の方が低い結果になっています。
第９学年 春季入試結果Ⅱ
２０２１年度AO入試
出願者数１３名（日本１１名）、合格者数４名（日本３名） 競争率３．３倍
日本からの受験生内での競争率３．７倍、それ以外の受験生内での競争率２．０倍
２０２２年度AO入試
出願者数１０名（日本４名）、合格者数７名（日本２名） 競争率１．４倍
日本からの受験生内での競争率２．０倍、それ以外の受験生内での競争率１．２倍
第１０学年 入試結果
２０２１年度AO入試
出願者数２０名（日本１６名）、合格者数３名（日本１名） 競争率６．７倍
日本からの受験生内での競争率１６．０倍、それ以外の受験生内での競争率２．０倍
２０２２年度AO入試
出願者数８名（日本３名）、合格者数５名（日本２名） 競争率１．６倍
日本からの受験生内での競争率１．５倍、それ以外の受験生内での競争率１．０倍
コロナの影響というよりも、円安の影響で受験者数が減少傾向にあるかもしれません。
たしかに２０１９年と比較しますと、日本円換算では実質４割程度が授業料と寮費がアップしていますので、仕方ない部分もあります。
そういった意味でも、米国で慶應義塾ニューヨーク学院の紹介コマーシャルをするなど、米国での受験者応募に力をいれているようです。
ただ上記の結果・数字からみても、日本からの受験者が不利という訳ではないようです。
最近は日本でも、インターナショナルスクールから受験されている生徒さんも多いからかもしれません。
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