慶應義塾ニューヨーク学院の今後の方針

慶應義塾ニューヨーク学院

前のブログでもお伝えしましたが、2021年8月31日をもって、タウンゼント学院長の退任されました。
そして、後任の学院長は慶應義塾常任理事/政策・メディア研究科教授の土屋大洋氏が、慶應義塾ニューヨーク学院の理事長として就任されました。また新しい学院長が就任されるまでの期間、学院長代行を兼任される予定です。


2021年9月12日に土屋理事長兼学院長代行より今後の学院の方針について、保護者向けに説明会がありました。
学院関係者に限る情報は配慮させて頂き、今後受験を検討されている親御さまにも一部ご紹介させて頂きたいと思います。

今後の目指す学院像
慶應義塾大学にとって、慶應義塾ニューヨーク学院は国際的なゲートウェイとしての役割を期待しているとのことです。
また豊かな国際感覚を持ち、国際的な相互理解を促進する人材の育成にも大きな役割を担う一貫校との位置づけでした。
そのような点からも、バイリンガル・バイカルチュラルの教育は今後も変わらず実施されます。

そして今回の大きな変化点として、慶應文化を加えていきたいとの意向でした。
具体案の1つとして、日本の慶應義塾の中高一貫校との交流、慶應義塾大学生が慶應義塾ニューヨーク学院での研究活動、サマープログラムによって米国文化の体験など検討されているようでした。
慶應義塾ニューヨーク学院は、ほかの一貫校と比べても少し特殊な存在でしたが、今後は慶應ファミリーとして、コミュニケーションを密に取っていきたいとのことでした。

また米国社会ともより多くの接点を持ち、地域でのコミュニケーションも重視していきます。

なんとか、新学期の9月からは対面授業も再開しました。
タウンゼント前学院長がおよそ2年かけて実施された改革の真の成果が、これから実る時期です。
それは英語力の一層の強化と英国のボーディングスクールを手本とした規律性、そして米国の多様性です。

そして慶應義塾の理念である『気品の泉源』『智徳の模範』を加え、グローバルな社会へ適応するための慶應義塾大学のゲートウェイになるべく、学院生には誇りを持って進化した慶應義塾ニューヨーク学院をつくりあげて欲しいと思います。

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