4月27日の報道について

親の悩み

4月27日の朝に報じられたニュースはさすがに衝撃的でした。
そしてこれからのことを思うと、一日中ため息ばかり吐いていました。正直申し上げて、罪を犯した生徒に対して今でも怒りがこみ上げてきます。


あらかじめ断っておきますと、本当に私どもが関わっている慶應義塾ニューヨーク学院生や親御さまは、非常に教育熱心ですし真面目です。何より素直ですごく良い友だちに囲まれていましたので、このニュースはショックでした。


まずはこのような後先考えない犯罪は、真面目に通っているほかの学院生だけでなく、学院をはじめとしてOB・OGや先生方、親御さまなどあらゆる関係者にも多大な迷惑を掛けています。
過去のブログでも書きましたが、ネガティブなニュースは一瞬で拡散します。
失った信用・信頼を元に戻すには5年以上は掛かります。もしくは戻すことは出来ないかもしれません。

特に今年入学される生徒さんや親御さまは非常に不安に感じておられることでしょう。
せっかく頑張って勝ち取った合格に対して、泥を塗られた気分になっておられるのではないでしょうか。
また慶應義塾ニューヨーク学院だけでなく、慶應義塾大学の看板にも泥を塗った訳です。

ネット上での誹謗中傷は、一定期間は盛り上がると思います。


しかし、今回の件で保護者である私どもは何を一番考えないといけないのか

まずは学院内での犯罪行為の拡散防止だと考えています。

まさか、こんな身近なところでも犯罪行為が行われていたことを考えると、なんとしても物理的にも精神的にも拡散を防止しなければなりません
ご存じのように慶應義塾ニューヨーク学院の生活は寮生活ですので、親の目が届かない部分が大半です。

それでは親として何ができるのか?

大前提として、主体はあくまでも子どもです。

親は子どもをコントロールできませんので、子ども自身が麻薬の恐ろしさを理解するしかないと考えています。

対策としては、今は子どもへの教育しか思い浮かびません。

やはり一人の親として自分の子どもと対話をし、麻薬の恐ろしさや社会的影響、他人事ではなく一瞬のスキが取り返しのつかない人生になるということなど、この機会に再度教えていくしかないと考えています。

それと、ちょっとした子どもの兆候を見逃さないようにすることです。
子どもから大人に成長していく多感な時期だからこそ、しっかりと子どもを見守らないといけないと感じています。もちろん過保護という意味ではなくです。。。

あえて逆を返せば、このような犯罪が見つかって良かったと考えるようになりました。

気休めかもしれませんが、もしも見つからずに犯罪が拡散していたと思うとゾッとします。
この年代の子どもは人間関係が非常に複雑ですし、多感な時期ですので悪い誘いを断れなかったり、このような犯罪行為をカッコいいと感じたりする可能性もあります。
大人の社会にマナーやルールがあるように、小さいながらも慶應義塾ニューヨーク学院でも子どもの社会が形成されています。

そのような意味でも、この機会に表面だけでなく根本から危険な考えを一掃して欲しいしなければならなりません

そして何より私の子どもに希望することは、慶應義塾ニューヨーク学院を構成する一員として誇りを高くもって欲しい。
またこの学院の今や未来を作り上げているのが自分自身なのだと感じて欲しい
と思います。

事件が大きいだけに少し辛口になった部分もあります。またうまく伝えきれない部分もありますが、学院生の親として、一つ一つ出来ることを積み重ねていきたいと思います。

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