慶應義塾大学と早稲田大学卒業生の就職先 Part2

慶應義塾大学

慶應義塾ニューヨーク学院 高等部の卒業生は、ほぼ100%慶應義塾大学に進学します。
またライバルである早稲田大学と就職先の違いはあるのでしょうか?

有名大手企業ごとの採用人数を比べてみました。

数字についてはビジネス誌のPRESIDENTの2020年4月を参照しました。ちなみにそれぞれの大学の学生数は以下の通りです。慶應義塾大学の塾生は約33,000名(うち女性は12,000名)、早稲田大学の学生は約40,000名(うち女性15,000名)です。
早稲田大学生の方が約1.2倍程度の学生数が多いので、それも考慮に入れて就職先の数字をご確認下さい。

外資系
Google:慶應8名、早稲田7名
ゴールドマンサックス証券:慶應11名、早稲田9名
アクセンチュア:慶應76名、早稲田66名
P&G:慶應10名、早稲田11名

※選択する企業にもよりますが、卒業生数から比較しましても外資系有名企業では慶應義塾大学が有利のようですね。

小売り・化学・食品等
ファーストリテイリング:慶應6名、早稲田26名
ニトリ:慶應11名、早稲田40名
資生堂:慶應15名、早稲田11名
サントリーホールディングス:慶應13名、早稲田11名

ファーストリテイリングやニトリのような急速に巨大化した新興企業では早稲田大学が圧倒しています。しかし昔からある資生堂やサントリーは慶應義塾大学が多いのは、脈々と受け継がれた採用枠や創業一族の学歴、採用担当者の固定概念も影響していると考えます。

IT系
NTTデータ:慶應45名、早稲田76名
ソフトバンク:慶應38名、早稲田44名
ヤフー:慶應23名、早稲田22名
楽天:慶應38名、早稲田50名
サイバーエージェント:慶應17名、早稲田19名
DeNA:慶應6名、早稲田7名

※この20年で大きくなったIT系有名企業においては、両者が五分五分のようです。

メーカー・電子機器
トヨタ自動車:慶應24名、早稲田29名
ソニー:慶應49名、早稲田46名
キーエンス:慶應38名、早稲田33名

※自動車・電機業界の中でも今のところ勝ち組とされている3社では、慶應義塾大学が若干多いですね。

国家公務員
国家公務員総合職:慶應75名、早稲田97名
うち大卒程度試験:慶應51名、早稲田65名
うち院卒者試験:慶應24名、早稲田32名

※前回の就職先の比較でも説明しましたが、早稲田大学卒業生は東京都職員Ⅰ類への合格者が73名と非常に多く輩出しています。

法曹
司法試験合格者:慶應118名、早稲田110名

慶應義塾大学部の看板学部である法学部が多くの合格者を輩出しています。この実績からも慶應義塾大学法学部が私大トップといえる所以です。

公認会計士
公認会計士合格者:慶應144名、早稲田115名

※司法試験・公認会計士試験の合格者は早稲田大学の学生数が1.2倍多いにも関わらずいずれも慶應義塾大学塾生が圧倒しています。

上記の数字からも慶應義塾大学の卒業生は就職でも非常に有利な立場にあることがお分かり頂けたと思います。ここにバイリンガル・バイカルチュラルを使命とした慶應義塾ニューヨーク学院の卒業生はさらに有利な武器を手にすることができると考えます。

いろいろと悩みながら過ごしましたので、少しでも皆さまのお役に立てればありがたいと考えブログを立ち上げました。
慶應義塾ニューヨーク学院の受験のことでお悩みや、お世話になっている塾の先生方になかなか聞けないこともあるかと思います。
私も2回の子どもの合格経験から、いろいろとサポートできることもあるかと考えています。
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