慶應義塾ニューヨーク学院が求める人物像とは

受験

慶應義塾ニューヨーク学院のホームページのニュース・イベントの情報はご覧になられていますでしょうか?
ここには学院長のメッセージや動向、またアドミッションズ情報で入試や学校の最新情報がアップデートされていますので、時々チェックされるのが宜しいかと思います。

2020年8月26日にアップデートされていましたアドミッションズ情報で『2021年度入試に関する保護者の皆様へのお知らせ』によりますと、入試の変更点と求める生徒の人物像が書かれていました。
このような文章はさらっと読んでしまうことが多いですが、入学者へ学校側から発信される情報からも求める人物像や学校の求める教育像が読み取れますので以下に
説明します

慶應義塾ニューヨーク学院のミッション
ここでは、はっきりと『バイリンガル・バイカルチュラル教育が行 われるボーディングスクールに入学することを選んだ生徒達の可能性を最大限に引き出し涵養す るという使命』と書かれていますし、私個人的にはこの使命は学校からの強い意志を感じています。

なぜなら、明らかにほかの日本の慶應義塾大学の系列校の使命・教育方針とは違っているからです。要は偏差値教育による頭の良さだけではない要素を慶應義塾ニューヨーク学院の生徒に求めています。これは慶應義塾大学をより発展させ海外トップ校に追いつくためにも、慶應義塾ニューヨーク学院に与えられた役割と捉えています。

バイリンガルは当然英語を重視した教育方針があることを皆さんも周知のうえ、受験されると思います。
もう一つのバイカルチュラルは見落としがちですが、受験されるにあたっても非常に重要なキーワードを考えます
バイカルチュラルとは、『2か国の言語・習慣・道徳などを、その国の人と同レベルに身につけているさま』です。いわゆる日米両方の習慣や道徳を身につけることを目指しています。

求める人物像とは
上記の倍カルチュラルのミッションからも『多様性』を受け入れることができる人物を求めています。これは一般の日本の高校受験では求めない人物像ですね。
そして、『受験生と一対一の面接を行うことにより、学院は「煌き ”Spark”」 「快活な精神」「天賦の好奇心」「気骨さ」のある子女を探し求めています。』と記載されています。
ここからも受験勉強や偏差値重視一辺倒で育った受験生ではなく、いわゆる元気で明るく、好奇心が旺盛で強い意志の持った受験生が好まれる傾向があります。
また『新入生に、最初から熟達した英語や日本語の能力、卓越した数学の能 力などの優秀さを要求しているわけではありません。』とありますので、英語ができる分には越したことはありませんが、受験時点で英語力が少々物足りなくても、面接で挽回することもできる可能性があります。
個人的には、面接の比重は非常に高いと考えています。

ここから慶應義塾ニューヨーク学院が求める人物像をシンプルにまとめてみます。
文化の人種の多様性を受け入れる柔軟性を備え、明るく元気で好奇心がベースにある受験生です。そこに英語力や論理性がどれほど加わっているかを二次試験や保有資格で判断されると思われます。
たしかに日本でも高校生をみて、どこの高校に通われているかなんとなくイメージができるように、慶應義塾ニューヨーク学院の上級生の方をみますと、たしかに明るく快活なイメージの生徒さんが多いです。
また先生のほとんどが海外からの先生ですので、入学すれば自然と多様性や文化に対しての許容性は身に付くのではと思いますのので、日本から受験されるお子様は柔軟性が求められると思います。

いろいろと悩みながら過ごしましたので、少しでも皆さまのお役に立てればありがたいと考えブログを立ち上げました。
慶應義塾ニューヨーク学院の受験のことでお悩みや、お世話になっている塾の先生方になかなか聞けないこともあるかと思います。
私も2回の子どもの合格経験から、いろいろとサポートできることもあるかと考えています。
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