2021年度の秋・春の入試の見方

受験

昨日の日本時間の8月29日の20時30分から慶應義塾ニューヨーク学院のオンラインの入試説明会の開催がありましたが、皆さまご参加されましたでしょうか?
私も学校がどのようになっていくのか非常に興味がありましたので、参加させて頂きました。
途中確認しましたが、およそ270名の方が参加されていました。

恐らく世界中からの受験志望者の方々や塾関係者の方も合わせての人数ですが、9学年・10学年の合格者が約80~90名の枠に対して、仮に250名の受験生としますと、単純に今年の倍率は2~3倍程度でしょうか?


個人的に驚いたこととしては、今年2020年に入学する生徒の約半分が現地校もしくはインターナショナルなど英語を主体とする学校出身者の方々とのことでした。
やはり英語重視の学校姿勢は益々強くなっていることを感じました。

2021年度入試につきましては、昨年と比べますと大きく3つの変化点がありました。

1.一般入試の廃止ではなく、AO入試との両方の良い部分の適用
毎年2月頃に慶應義塾ニューヨーク学院で実施されていた一般入試が廃止されてのですが、学校としての見解は一般入試の単純な廃止ではないとのことでした。
しかし、学校が求める人物像に近い人間を選考するAO入試の意向が強くなっているのは否めないことと思います。

2.30分の英語での小論文が60分の英語テストに変更
そこで入試ディレクターの先生がおっしゃられていたのが、より高い英語力を求めていることと、英語エッセイではないこと
正直、これには驚きました。より高い英語力を求めれるテストとしては、英語エッセイではないと明言されておられましたので、どういう英語のテストになるのか非常に興味があります。
学校側からは新入生に対して、たくさん本を読むことを推奨されています。
少し文学的な本の読解力やリスニング等も加味されるのでしょうか?
申し訳ありませんが、今のところ分かっておりません。
しかし、ますます慶應義塾ニューヨーク学院独自の日本的ではない入試になっていくことでした。

いずれにしろ、英語をメインとする現地校の生徒が有利になりますので、日本からの受験生には英語のテスト結果のほかに熱意や知的探求心、好奇心なども考慮されるとのことでした。
いわゆる将来に各分野でリーダーシップを取っていくための人物のポテンシャルをみられるというイメージでした。

3.日本語基礎テストから日本語テストに変更
昨年は急遽日本語基礎テストに変更となり、あくまでも日本語基礎テストはどれくらいの日本語力がどの程度あるのかを測定し参考とするものでした。
今回は日本語力の測定結果を参考程度とするとは口にされてなかったので、これは査定の対象になります。こちらは日本の学校からの受験生にとっては有利と思いますが、何度も申し上げていますように英語重視の学校方針は変わらないため、英語の試験との比重は圧倒的に違うと考えた方が良いと思います。
恐らく、一昨年までありました日本語小論文の対策勉強は必要と思います。
ちなみに、英語の資格試験の取得を強く勧めると明言されていたことを付け加えておきます。

いろいろと悩みながら過ごしましたので、少しでも皆さまのお役に立てればありがたいと考えブログを立ち上げました。
慶應義塾ニューヨーク学院の受験のことでお悩みや、お世話になっている塾の先生方になかなか聞けないこともあるかと思います。
私も2回の子どもの合格経験から、いろいろとサポートできることもあるかと考えています。
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