お子様にとっての受験のリスク

受験

受験をされるのはお子様ですので、お子様自身が慶應義塾ニューヨーク学院 高等部に入学したいという強い意志が最も重要です。一方で、お子様は志望校に入学したい気持ちが強いあまりネガティブな部分やリスクが見えなくなったりすることが多々あります。事前に慶應義塾ニューヨーク学院や受験をご理解されてから受験対策に臨まれることがよりベストを尽くせると考え、お子様にとっての受験のリスクをまとめてみました。

お子様にとっての想定されるリスクとは?

1.受験対策が2倍必要
慶應義塾ニューヨーク学院 高等部の受験は英語での小論文がメインです。もちろん前向きに考えれば非常に役立つことですが、一般的に日本の高校受験では、そこまで求められておりません。
また単なる英検準2級や2級を取得する勉強でもありません。

これは全く違う教科と考えても良いくらい内容が違います。
まず英語での小論文は、自分の考えを論理的に英語で時間内に書く訓練が必要です。日本在住の学生の場合、一朝一夕で伸びるものではないことを事前に理解しておく必要があります。
恐らく毎週毎週、英語で小論文を何枚か書いては添削してもらうことの繰り返しです。もちろん生徒さんによって違いますが、効果が出るまで半年以上は必要になるのではないでしょうか?
自分の文章の型がある程度できてくれば、スラスラっと書けるようになりますが、それまでは試練の時間です。

こういった英語の小論文の対策に費やしながらも、ほかの学生の方と同様に進学塾などにも通塾することになる方が多いと思います。このように受験に際して、日本の高校受験を選択される学生と比較して1.5倍~2倍程度の時間を費やすかもしれないことをご理解された方が良いと思います。。

2.大学への入学が1年遅れる
慶應義塾ニューヨーク学院 高等部の卒業時は18歳ですが、卒業時期は6月になります。日本の大学は4月入学ですので、1年遅れることを事前に承知する必要があります。
一時はコロナ禍で米国に合わせる9月入学推進論で盛り上がりましたが、今は下火になっていますね。
英語で経済学を学ぶPEARLや総合政策学部や環境情報学部など一部の学部では9月入学可能な学部もあります。しかし大半の学部は卒業後の翌年入学になりますので、その事実を受け入れたうえで受験された方が良いと思います。

3.共同生活の適性
日本にいれば、中学3年生(15歳)で高校受験をし、高校へ入学。そして得意分野不得意分野を見極め理系・文系を選択、高校3年生(18歳)で大学受験、日本の大学に進学。そして卒業時(22歳)に大学院に進学する方もいれば、就職して社会人になります。
一般的には、大学生からもしくは社会人になってから親元を離れる方が多いです。

しかし、慶應義塾ニューヨーク学院 高等部9学年生から入学されるお子様は早ければ14歳から親元を離れて生活することになります。他人と共同生活をする訳ですから、これには向き不向きは必ずあります。特に対人関係が苦手なお子様にとっては、入学後が非常に苦痛になる可能性があります。
まだお子様ご自身も自分という存在や自分の得手不得手など理解されてない方が多いと思います。
一度、2週間程度の短期留学や合宿をするなど試されたうえで、受験に臨まれることをお奨めします。

いろいろと悩みながら過ごしましたので、少しでも皆さまのお役に立てればありがたいと考えブログを立ち上げました。
慶應義塾ニューヨーク学院の受験のことでお悩みや、お世話になっている塾の先生方になかなか聞けないこともあるかと思います。
私も2回の子どもの合格経験から、いろいろとサポートできることもあるかと考えています。
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