朝型・夜型の勉強はどっちが成績が上がるのか?

勉強方法

よく夜型より朝型の方が成績が上がりやすいといわれていますが、本当でしょうか?
私はこれは間違いなく、本当だと思います!
ただし、人によって向き不向きはあります。
なぜ夜型は効率の悪い勉強になるのか、子どもの経験から3つの事例で紹介します。

1.夜の脳は疲れている

夜の脳は朝起きてからずーっと脳がフル稼働している状態でそのうえでさらに脳を活動させようとしています。

例えば、学校での授業が終わった後も、多くのお子様は塾に通われています。
塾が終わってからも勉強するのは眠たい時もあります。眠気と闘いながらの勉強。
これではただ疲労しきった効率の悪い脳に更に働かせようとしているのです。これは時間だけが浪費しているのと変わりません。

仮に、夜では2時間の勉強で脳が20%の効率の場合、2×20=40が勉強の効果とします。
また仮に朝では1時間の勉強で脳が80%の効率の場合、1×80=80が勉強の効果になります。2分の1の勉強時間でしかも2倍も効果が違ってきます。

私は脳の専門学者ではないので、この数字の根拠はありませんが、明らかに脳の効率によって勉強の成果が違ってくるのは間違いありません。

勉強時間に満足した効率の悪い勉強に対する考え方は、親子ともども見直すべきだとは思います。

2.夜は誘惑が多いので、集中できない

恐らくほとんどの受験生は夜遅くまで起きています。勉強だけでなくテレビやインターネット、LINEやFacebookなどのSNSを深夜まで盛んにやっていると思います。
この夜の時間帯に勉強していても、見たいテレビ番組やSNSが気になったりします

逆に早朝ではLINEの着信も来ませんので、集中して勉強がしやすい環境になります。
このような誘惑を断ち切りやすい環境を作る意味でも朝の勉強は効率が良いです。

仮に5時半から6時くらいに起きることをコントロールさえできれば、毎日学校に行く前に1時間から1時間30分など、一定の集中した時間を確保できるはずです。
夜では部活が終わった後の塾や英会話スクールなど日によって様々なスケジュールがあるので、一定の集中できる勉強時間を毎日確保するのは困難です。

そういう意味でも、毎朝決まった時間を勉強時間として確保できれば、成績がぐーんとアップするのは間違いありません。

3.夜の勉強は睡眠時間が削られやすい
受験生は徹夜すれば、勉強時間が確保できる、深夜は落ち着いて勉強できる、などと偏った情報を持っている場合が多いですので、長い夜の時間を削って勉強しようとします。

これは貴重な睡眠時間を削ることを意味しますので、受験生にとって一番やってはいけないことだと私は考えます!

一日覚えたことを睡眠を使って脳は整理しますので、十分な睡眠時間が取れていないと記憶が整理されません。

また疲労は日々蓄積していきますので、先ほど紹介しましたように疲労した脳で勉強しても効率が非常に悪いわけです。

私も経験がありますが、徹夜をしたあくる朝の脳なんか動いていないに等しいです。
また体が一日中火照った感じで、その後もしばらく体調不良が続いた経験があります。

以上、私が考える夜型の勉強では成績が上がらない理由が分かっていただけたと思います。

朝には昨日の情報を寝ている間に整理してくれていますので、脳がリセットされた状態から始まっているのです。
このキレイで新鮮な脳を効率よく使う方が良いに決まっています!


できるだけ新鮮な朝の脳を使い、酸素を吸い込むことで脳を活性化させ、効率の良い受験勉強を目指すようにしましょう!

いろいろと悩みながら過ごしましたので、少しでも皆さまのお役に立てればありがたいと考えブログを立ち上げました。
慶應義塾ニューヨーク学院の受験のことでお悩みや、お世話になっている塾の先生方になかなか聞けないこともあるかと思います。
私も2回の子どもの合格経験から、いろいろとサポートできることもあるかと考えています。
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