中学1年生で日本の高校進学をあきらめた動機

親の悩み

前回のブログで中学1年生で慶應義塾ニューヨーク学院を受験するきっかけとなった出来事を紹介させて頂きました。
それと合わせて日本の高校受験をあきらめた動機がありましたので、紹介しようと思います。

その動機は、従来より日本の教育制度に不安を感じたことでした。
前回のブログで子どもが中学1年生時に勉強で悩んでいた時期があったことを書きましたが、昔から暗記や答えが一つしかないような日本特有の受験問題や何十年と積み重ねた受験制度に私自身もずっと疑問に感じていました。

通常、公立高校を受験する場合には中学3年生から内申点も当然加味されるわけですから、普段から進学塾に通い暗記や計算に必死です。
また一時ゆとり教育など言われた時期もありましたが、受験の根本的な考えが変わっていませんので、昔よりも今の方が受験に対して子供達が追いつめられているような気がしていました。

しかし今の子どもの世代が生きていくためには、0から1を産み出す想像力がより重要になります。しかし現実的には、自由に発想したり、友達と議論したりクリエイティブな時間が昔よりも更に減っているような気がしてなりませんでした。

一方で、アメリカやカナダでは一回の試験で合否がきまるような受験というものがありません。努力をするものには平等にチャンスが与えられます。
また普段の授業でもディベートや個人の考え方やその考えに至った過程が尊重されます。そしてその考えや他の人間の考えを深掘りしていくことで、物事に対してより理解が深まっていきます。

このようなことから、海外の教育方法や大学の系列高校に関心を持つようになりました。

それからというもの、いろいろな学校の特徴をホームページなどで調査しました。
政治・学術・ビジネス・行政などの分野でリーダーとなる人物を育てる慶應義塾の理念とバイリンガル・バイカルチュラルな生活共同体でさまざまな考えを学べる機会がある慶應義塾ニューヨーク学院に目に留まりました。

そして昨年の2019年の7月に日本の慶應義塾大学で開催された学校説明会に参加することにしました。

こちらもほかのブログで話しましたが、学校説明会での保護者からの質問の時間で、ある保護者が『成績の順位は公表されるのでしょうか』と質問がありました。
日本の教育に慣れている保護者の感覚としては、恐らく当然先生からYESの返事を期待していたのだと思いますが、先生の回答は『それをすることで何の意味があるのですか?』、加えて『子供達にとってそれが良い影響を与えるのであればやりますが、私はそうは思いません。』との回答でした。

普段から日本の息苦しい教育制度に不満・不安を感じていた私にとって、是非ともこのような先生から子供を学ばせたいと感じた瞬間でした。

これからお子様の受験を考えておられる親御さんは、是非とも今年の8月に開催される学校説明会にご参加され、疑問点などあればご質問されると良いと思います。
慶應義塾ニューヨーク学院生の自立心・グローバル精神や海外で生きているたくましさにも触れるチャンスですので、非常に面白いと思います。

いろいろと悩みながら過ごしましたので、少しでも皆さまのお役に立てればありがたいと考えブログを立ち上げました。
慶應義塾ニューヨーク学院の受験のことでお悩みや、お世話になっている塾の先生方になかなか聞けないこともあるかと思います。
私も2回の子どもの合格経験から、いろいろとサポートできることもあるかと考えています。
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