悩んで悩んで受験することを決めました

親の悩み

子どもを慶應義塾ニューヨーク学院 高等部に受験させようと決めたのは、実はすんなり決めたのではなく夫婦で何度も何度も話し合い、悩んで悩んで悩んだ末に決めたことでした。

私たちが悩んでいたポイントは、大きく3つありました。

1つ目は、中学校3年生からのニューヨークで親と離れた生活
2つ目は、高校・大学と一般的なレールとは外れたコースを歩むことの恐れ
3つ目は、高額な学費

それではどのように考えて、慶應義塾ニューヨーク学院 高等部を受験するようになったのかを説明します。

1つ目の親と離れたニューヨークでの生活に関してですが、こちらは夏に学校側が慶應義塾大学で開催する学校説明会に参加しました。
そこには慶應義塾ニューヨーク学院 の先生やOBである塾生(慶應義塾大学生)も来られていて、詳しく学校の雰囲気やセキュリティ対策も説明頂きました。
今でもよく覚えていますが、OBの方が話してくれた経験談でした。『日本では食事や洗濯・掃除などすべて親がやってくれていたが、寮生活になり全て自分自身がしなければ誰もやってくれないことが身に染みて分かった、お母さんがやってくれたありがたみがよく分かった』という内容です。
実はうちの子供も日本では同じような状態なので、ニューヨークでの寮生活でOBの方と同じように成長して欲しいと心の底から思いました。
またOB生の英語での自己紹介も非常に流暢で堂々として、素晴らしかったのも印象的でした。

2つ目の通常の日本の子供と違ったレールを歩もうとするリスクについてです。当然、慶應義塾大学に100%進学できるとしても、未知のものに対してはやはり不安が募ります。
これも夏の学校説明会で保護者からの質問の時間で、ある保護者が『成績の順位は公表されるのでしょうか』と質問がありました。日本の教育に慣れている保護者の感覚としては、恐らく当然先生からYESの返事を期待していたのだと思いますが、先生の回答は『それをすることで何の意味があるのですか?』という回答でした。

普段から日本の息苦しい教育制度に不満・不安を感じていた私にとって、是非ともこのような先生から子供を学ばせたいと感じた瞬間でした。

3つ目は1年に600万円程度かかる学費・寮費です。しかも4年間です。さすがに高すぎると感じましたが、実際にはアメリカのボーディングスクールは800~1,000万円以上ともっと高い学校はたくさんあります。
しかも物価の高いニューヨークという場所・広大な敷地・セキュリティ・ビュッフェ形式の食事・緑豊かな環境・優秀な先生方が揃った学校です。
それを考慮しますと、600万円くらいは必要なことも理解できる気がします。
さらに志の高い友達、バイリンガル教育、慶應義塾大学への切符、海外での寮生活で鍛えられる自己解決能力の向上・協調性、ほかにはアメリカの教育特有の自己プレゼン能力など。数え上げれば、余りあるくらいの能力や経験が得られる場であると考えるようになりました。

いろいろと悩みながら過ごしましたので、少しでも皆さまのお役に立てればありがたいと考えブログを立ち上げました。
慶應義塾ニューヨーク学院の受験のことでお悩みや、お世話になっている塾の先生方になかなか聞けないこともあるかと思います。
私も2回の子どもの合格経験から、いろいろとサポートできることもあるかと考えています。
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