第一次選考の入学志願者調査書について

これは学業評価書と同じく親御さまではなく、現在お子様が通われている学校の学級担任もしくは学校の担当教員に書いて頂くしかありません。

これは9学年・10学年のいずれを受験するにしても中学1年生から出願時までの成績と出席の記録が必要になります。
要注意点としては成績だけでなく、理由のない欠席や遅刻は厳禁です。

なぜなら、慶應義塾ニューヨーク学院 高等部への入学=入寮となります。
理由のない欠席や遅刻が多ければ、社会生活および集団活動が苦手な生徒とみられてしまう可能性があります。

入学志願者調査書の内容としては以下の項目があります。
※これは学校の学級担任もしくは学校の担当教員が記載するものです。

・各教科の学習記録
中学1年生から出願時までの各教科の学習記録。国語・社会・数学・理科・音楽・美術・保健体育・技術家庭・外国語の9教科の5段階評価の記録

・出欠席の記録
授業日数、欠席日数、遅刻回数
欠席・遅刻の主な理由、出欠に関する所見

・学習の記録に関する付記事項

・事実の記録
1.学校生活全体にかかわる活動(学校行事・生徒会・学級活動など)
ここでは学校行事に積極的に関わっている生徒が当然評価されます

2.クラブ活動・スポーツ・文化活動・ボランティア活動等
日本の入学試験と違い、学校の成績だけを評価されるのではなく、米国では課外活動も非常に重要視されます。またほとんどの生徒が入寮します。
あくまでも私見ですが、非常に活動的でポジティブな考えの生徒が好まれるような傾向があるように感じますので、部活動やボランティア活動を通して積極性や社会性を身に付けている生徒の評価は高いと思います。

3.各種資格・特技・その他
ここでは過去に頑張って取得された資格を書いてもらいましょう。もちろん賞状など証明書が必要です。
私の子どもの場合、数年も前に取得した資格の証明書がどこに行ったか分からないことがありました。もし無い場合は、証明書の発行団体に再発行の請求が必要ですので、今から確認・保管されることをお奨めします

・成績順位
該当学年で何位/何人中(上位10%以内など)記載が必要です。
また国語・英語・数学・理科/科学・社会・音楽・美術・体育の8教科で各教科ごとの所見を書いてもらう必要があります(なるべく詳しく)。
これは一番普段の生徒の日常が良くわかる資料になりますので、学校サイドとしてはしっかりと目を通す資料になると思います。
これもあくまでも私見ですが、二次選考の当日の試験結果以上に左右される重要な資料になると思います。

最後に入学志願者調査書も教員のサインもしくは捺印してもらい、厳封した状態で慶應義塾ニューヨーク学院に送付が必要です。

いろいろと悩みながら過ごしましたので、少しでも皆さまのお役に立てればありがたいと考えブログを立ち上げました。
慶應義塾ニューヨーク学院の受験のことでお悩みや、お世話になっている塾の先生方になかなか聞けないこともあるかと思います。
私も2回の子どもの合格経験から、いろいろとサポートできることもあるかと考えています。
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