数字で見る慶應義塾ニューヨーク学院 2020年-2021年

慶應義塾ニューヨーク学院

慶應義塾ニューヨーク学院のホームページに『数字で見る慶應義塾ニューヨーク学院』のサイトがあります。

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慶應義塾ニューヨーク学院のホームページに掲載されている数字をベースに日本の公立高校と比較してみました。

生徒数:308名
4学年制ですので、この数字は日本の高校と比較しても非常に少ないことが分かります。
おおよその学年別の生徒数は、9学年は30名程度、10学年は80名程度、11学年・12学年はそれぞれ90名程度と生徒数が少ない学校です。
家族的な感じがしますし、縦横・男女間の繋がりも非常に強くなると思います。
9学年生が極端に少ないですが、10学年向けの入試もありますので、そこで毎年40~50名程度が入学されます。

・教員数:65名
日本の公立高校では、全校生徒数が300名程度の学校では教員数は18名程度だそうです。
生徒数が1,200名程度の高校で、やっと60名程度の教員数が確保されるようです。
それと比較しますと、慶應義塾ニューヨーク学院は生徒数が308名にも関わらずおよそ3倍強の65名の教員数です。
いかに教育に対して力を入れているかが分かると思います。

・1クラス平均生徒数:19名
日本の公立高校では、1クラスおよそ40名程度ですね。その約半分の生徒数ですので、良いように言えば生徒に対して先生の目が届きやすいと思います。
そもそも米国の学校ですので分からないことや質問がある場合は、自分から伝えないといけません。
先生の出身国も様々ですので、日本の高校のように先生から生徒が困っていないか察してくれるようなことは期待してはいけないと思います。

・出身校の所在数:20か国
非常にバラエティに富んだ学校であるが所以です。
日本から入学される生徒が一番多いと思いますが、過去に海外で生活されていた経験のある方は非常に多いと思います。

・卒業生数:2,794名
1990年設立ですので、およそ30年経過しています。
単純に30年で割りますと、過去より毎年90名程度の生徒が卒業されています。
極端に多くならないのも、寮で受け入れる人数に制限があるからでないかと推測します。

・大学進学率:100%
慶應義塾ニューヨーク学院を卒業後は、毎年数名程度の卒業生は米国の大学に進学される方もいらっしゃるようですが、ほとんどの卒業生は慶應義塾大学のいずれかの学部に入学されます。
大学への進学率100%であるがゆえに、日本の大学受験戦争を避けれるのは事実です。
成長期・思春期である貴重な3~4年間を英語・コミュニケーション能力・実生活に役立つ知識である実学に費やします。
表現が良くないかもしれませんが、日本の受験勉強のような画一的な教育とは違った勉強ができます。

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