学院での生活環境

日本では、雨の日が多くなってもうすぐ梅雨入りしそうな感じですね。
最近は慶應義塾ニューヨーク学院にとってネガティブなニュースがあったので、これから受験を検討されておられる親御さまや受験生の方、また2021年の9月から入学される新入生の皆さまにとって不安が助長されたのではないかと心配しておりました。

今回は1人の親の目線からですが、子どもが入学しておよそ9ヶ月が経過し、学院および学院での子どもに対してどのように感じているかご紹介させて頂きます。
あくまでも私見ですので、ご注意願います。

・食事
前回のブログでも紹介しましたが、米国で頂ける食事にしては非常にバランスが取れて良いと思います。提供された食事を拝見しても、毎回サラダはあるようですし、たまにうどんや日本料理っぽいものもあります。もちろん肉料理は多いと思います。
私は食べたことが無いので味は分かりませんが、写真では非常に美味しそうに見えます。
日本との食文化が違うので、もしかすると現地にいる子どもは不満もあるかもしれませんが、親から見ると十分すぎる食事内容と思います。
私も機会があれば、一度食べてみたいと思っています。

・寮生活
ルームメイトとは、ある意味24時間一緒の生活になります。親兄弟以上の時間を思春期に一緒にいるわけですので、気が合えば最高に楽しい時間を過ごすことが出来ます。

またある意味、大学受験は終わってお互い親元を離れて海外で共同生活をしている訳ですから、本当の意味で切磋琢磨して、助け合った関係が出来ているのではないかと想像します。
幸い私どもの子どもはルームメイトを始め、気が合う仲の良い友だちにたくさん巡りあえているようですので一安心しております。
末永くお互い成長を促しあえる良い友だちでいて欲しいと願っています。

寮はK・E・I・O・N・Yの6つのグループに分かれています。
ちなみにK・E・Iは男子学生寮で、O・N・Yは女子学生寮です。
私がコンタクトしている先生方は非常に熱心で親切です。
また親からのメールの問い合わせについても、しっかりと返信も頂けますし、私が想像していた先生方とは良い意味で少し違いました。
どちらかというと、日本的な感じ・センスも備えておられるような気がします。
失礼な言い方かもしれませんが、非常に信頼でき、子どもを預けるに申し分ない先生方だと感じています。
但し寮によっては、それぞれ特長があるようですので、もしかすると合う合わないはあるかもしれません。

・お小遣い
予め、学院内ではクレジットカードもしくはデビットカードしか使えません。
私どもの場合は、お金の価値観が未熟な子どもに必要以上にお金を持たせることに対して、あまり好ましく思っておりません。
またCOVID-19の関係で学院外やマンハッタンなどに出ることも今はできませんので、必要最低限の現金（USドル）とデビットカードを持たせるだけで良いと考えておりました。
現時点では、たまにジュースやお菓子などを数ドル程度の購入で済んでいるようです。

・英語生活
申し訳ありません。
これは離れて暮らしておりますので、実際に子どもがどれくらい慣れてきているのか正直把握できておりません。。。
宿題も結構あるようですが、子どもの口ぶりからは楽しく生活できているようですのでなんとかなっていると考えるようにしています。

また子どもと離れて1ヶ月程度経過しましたので、子どもからの連絡も無くなってきました。
私どもの子どもは、当初から少なかったですが。。。
まあ、単身で生活をしている訳ではありませんので、連絡が無いことは『親を忘れるくらい学院生活を楽しく過ごせている』のだろうとポジティブに想像しています。

私どもも含めだれもが、自分自身のご家庭での考えがノーマルだと思いがちです。
しかし、いろいろなイベントや出来事のたびにご家庭によって様々な考えがあることが改めて分かりましたし、非常に勉強になりました。
恐らく、子どもも同じようにいろいろなバックグラウンドをもった友だちや先輩や先生方と接することで、世の中には様々な考え方や見方があることを肌で感じることを期待しております。

インターネットや掲示板などで、ネガティブな書き方をされているものもあります。
私どもの感覚で子どもを見ている限り、規律の中で健全で非常に楽しい学院生活を過ごしているようです。
このブログで、少しでもご不安が和らいで頂ければ幸いです。