二次選考面接のキーワードについて

二次選考面接のキーワードということで、前回にも触れましたが福沢諭吉が唱えた『実学』について、『学問のすゝめ』から少し触れさせて頂きます。

『学問のすゝめ』では自己の能力を高めるためには、自分の見識を深めることが大事だとあります。
その見識を深める方法として、『観察すること』と『推論すること』、『読書をすること』があります。
物事を観察して物事の道理を推測するのです。そして誰かの受け売りではない自分の考えを持つことが重要なのです。

そして人と『議論（Discussion）して』見識を深めていくのです。そして自分が正しいと考えたことを人前で『演説（Speech）する』のです。こうすることにより、人前で自分の考えを主張できる習慣をもつのです。
また自分の考えを伝える実学として、『文章を書く』ことも推奨しています。

まとめますと以下が自己の能力を高めるためにするべきことです。
・観察する
・推論する
・読書をする
・議論する
・演説する
・文章を書く

この考えは十分に現代の社会にも通用しますし、グローバル化している世界で活躍されている方は確かにこれを実践されている方のように見受けられます。

慶應義塾ニューヨーク学院でのオンライン授業でも、観察や読書をさせ、推論する。そして演説させたり文章で書かせたりする。まさに自分の能力を高める授業を目指しているといえます。

『お子さまがなぜ慶應義塾ニューヨーク学院へ入学したいのか？』は必ず面接官から問われるはずです。その際にしっかりと問答できるように整理しておきましょう。

また面接対策を仕上げたい方はこちらもご参照願います。
二次試験用　面接対策集