第二次選考の面接対策について Part2

受験

前回は『学問のすゝめ』についてさらっと紹介させて頂きました。今回は慶應義塾ニューヨーク学院 の面接を臨むにあたり覚えておいた方が良い言葉を紹介させて頂きます。
それは慶應義塾の理念です。学校と関わっていますと様々な場面ででもよく出てきますし、塾生もよく使う言葉です。面接の会話の流れで出てきても焦らないためにも覚えておいた方が良いと思います。

【独立自尊】
「心身の独立を全うし、自らのその身を尊重して人たるの品位を辱めざるもの、之を独立自尊の人と云う」。これは自他の尊厳を守り、何事も自分の判断・責任のもとに行うことを意味し、慶應義塾の基本精神です。
明治維新頃の日本は列強各国に追いつくために必死でした。強い国家を創るために独立した人間でなければ、外国人との交渉はうまくやっていけないという考えが背景にあります。

これは現在でも通じることと思います。特に慶應義塾ニューヨーク学院は慶應義塾大学系列の唯一の海外校です。当然異な部文化や言語を持つ外国人と関わる機会も多くなりますし、基本は寮生活つまり集団生活になります。
『独立自尊』の精神がないと集団生活は非常に困難なものになりますし、また寮生活を楽しむこともできません。
コロナ禍でも、日本の高校生は既に登校でき、制限のあるなかで部活もしていることと思います。しかし、慶應義塾ニューヨーク学院生は月曜日~土曜日までオンライン授業が続いています。
まさにこの未曽有のなかで、慶應義塾ニューヨーク学院生の『独立自尊』が試される時です。先生や友達とのとのコミュニケーションが限られてしまうので、学院生自身は非常にツライこともあると思います。しかしこの危機に対して9学年~12学年の学院生や学校や先生だけでなく、保護者も一丸となって乗り切ろうと日々知恵を絞って頑張っています。
これを前向きに捉えて乗り切ることができれば、慶應義塾ニューヨーク学院生は精神的にも更に強くなることでしょう。

このようなことからお分かり頂けたと思いますが、今年は特に『独立自尊』という言葉は慶應義塾ニューヨーク学院にとっても最重要キーワードだと思います。

また面接対策を仕上げたい方はこちらもご参照願います。
二次試験用 面接対策集

いろいろと悩みながら過ごしましたので、少しでも皆さまのお役に立てればありがたいと考えブログを立ち上げました。
慶應義塾ニューヨーク学院の受験のことでお悩みや、お世話になっている塾の先生方になかなか聞けないこともあるかと思います。
私も2回の子どもの合格経験から、いろいろとサポートできることもあるかと考えています。
お聞きになりたいことがあれば、お気軽にお問い合わせフォームからご連絡頂ければ、必ず返信させて頂きます。お問い合わせ
まれに受信ができない場合がありますので、折り返し返事がない場合、恐れ入りますがこちらのメールアドレスまでご連絡を頂ければ幸いです。
asn0062084@gmail.com

コメント

タイトルとURLをコピーしました